第72回 朝日広告賞〈一般公募〉グランプリ受賞作品「まだ、練習中なだけ。」            制作者/コピーライター:佐々木 裕史 アートディレクター:武田 亜輝子 フォトグラファー:近藤 拓海 
                                  
「朝日広告賞」とは、朝日新聞社が主催する日本最大級の新聞広告賞。
〈一般公募〉は若きクリエイターが個々の腕を競う部門で、企業から提供された課題からテーマを選び応募された作品です。
                         
本作品は、高校生の皆さんが常に持っている、未来への可能性を表現しています。      
     (制作者の母校及び賛同施設に、受賞作品を掲示しています)
母校、磐南の玄関ホール図書館前に掲出中のポスター

回り道の先で見つけた「言葉」の軸

・浪人を経て北海道大学へ。

・大学院までカヌーに明け暮れ、新卒で広告代理店へ入社しました。

・2024年の夏、朝日広告賞* グランプリを受賞したのちに転職。

広告を、世の中にきちんと出すこと

・この受賞作は、磐南の正面玄関へ掲出中です。

・高校生に向けたメッセージを、高校生の方々が実際に生活する場所へ掲出しませんか、と、大塚製薬さんへ自主提案。

・企画書の作り直し、25回に及ぶ打ち合わせ、クライアント確認と、掲出まで1年以上かかってしまったのですが…

賞を賞で終わらせない。(恩師の言葉です。)

母校を含めて絶対に掲出したい。

そんな思いで、何とか掲出までこぎつけました。

高校受験でお世話になった塾、香川出身デザイナーの母校、高校生が暮らす都内2つのシェアハウスにも掲出してもらいました。

(全国50施設で提案 →考査やタイムラインの関係で5施設に)

今まさに等身大で高校生活を送る皆さん、そして大人の方にも、何かを少しでも残せたら、嬉しいです。

            NODE GROUTH 湘南台に掲出中のポスター

コピーライターと、名乗り続けられるように

さて現在は、商社でマーケティング / ブランディング業務を担当しています。

3,000人以上の社員がいる中で、コピーライターは私だけです。

というか職種規定がないので勝手に思っています(名乗っています)が、

野望としては、社内や関連各社のブランディングを統括する部署を、いつか作りたいです。またコピーライターには、資格が要るわけではありません。名乗れば誰でも、すぐになれます。ので、コピーを書く筋肉が衰えないよう、クリエイティブ系の案件は出来るだけ取りに行き(少ないですけれど)、プライベートでも何かしら公募コンペにトライし続けるようにしています。

(佐々木にコピー書かせてみようかな、広告を作らせてみようかな、と思ってくださった方。ご連絡を頂けますと、飛んでよろこびます。)

               高松第一高等学校に掲出中のポスター

磐南生へのメッセージ

大学受験の時。やりたいこと、何に興味があるのか分からず、文理もぐちゃぐちゃ、色々な学部を受けました。

その中で、ギリギリ旧帝だし、と北大の水産学部へ。

やっぱり魚とか自分に合ってないなあと、国際系の大学院 / 農業経済の研究室へ。

何かマーケティングとか面白そうだな、と広告会社に。で、商社と、色々と回り道をしているようですが、言葉だったり、企画することが好きなんだなと、軸を見つけるために必要な旅だったと思っています。

これも元を辿れば、磐南に入り、勉強に、そして愉快な友人たちと、自由な高校生活を送れたことが大きかったと本当に思います。

まだ磐南生活が残っているなんて、羨ましい限りです。

勉強も、部活も、恋愛も、友だちや家族との関係も、もう起こる何もかも、失敗しても当たり前。成功したら儲けもの。

「まだ、練習中なだけ。」と思える高校生活を、めいっぱい楽しんでください。

(もちろん大人になっても失敗するし、楽しいですよ)