◆◆赤塚顕宏校長から、学校の現状について御報告をいただきました。◆◆
球技大会等の開催形態を工夫
令和2年度の1学期は、新型コロナウイルス感染症の影響により、はぐま祭等の生徒会行事や運動部、文化部の各種大会を中止せざるを得ない事態が連続しました。集団でひとつの物事を成し遂げる生徒会活動や部活動が生徒の人間的な成長に与える影響は大きく、実施できなかったことは残念でなりません。
学校を再開した5月25日以降は、教育活動と感染防止対策をどのように両立させていくかが課題となりましたが、いわゆる「3密」を避けるよう最大限に配慮し、例えば、7月に実施した球技大会は、3年生と2年生をそれぞれエコパスタジアムと本校グランド・体育館とに会場を分け、1年生は水泳大会に替えるなど、学年別の分散大会としました。また、10月1日の体育大会も、全校生徒が密集しないよう1日を3つの時間帯に分け、それぞれ学年単位で実施しました。(写真上は3年生の体育大会)
修学旅行 行き先を変更
11月30日に出発する2年生の修学旅行は、全国の感染状況や静岡県「ふじのくにシステム」の警戒レベルを判断基準に、九州コース以外の沖縄を関西コースに、北海道を北陸コースに変更する選択をいたしました。新型コロナ感染防止を徹底することで様々な制約はありますが、生徒、教職員の熱意と創意工夫により、皆が充実感や達成感を得られる学校行事にしていけるものと思っています。
第二体育館等の解体作業始まる
さて、新校舎の建設については、諸室の配置計画から各部屋の詳細な設計へと進んでいます。11月からは、建設予定地に位置する弓道場、第2体育館、部室棟の解体作業に入りました。新校舎建設は、磐南を応援してくださる同窓会の皆様の長年の願いでありましたから、新校舎の完成と学校創立100周年を令和4年度に同時に迎えることはたいへん喜ばしく、未来に向けた飛躍の第一歩を踏み出す年になるものと楽しみにしています。
令和2年11月 校長 赤塚 顕宏