1月15日にトンガ沖海底火山の噴火が潮位変動を起こしたと話題になった際の噴火の衝撃波「空振」と推測される気圧の変化を、地学部が観測した。
校舎屋上に設置された気象観測システム(デジタル気圧計)が捉えたもので、衝撃は音速に近い速度で、およそ7時間で到達したと考えられるという。
地学部生徒たちの取組と、世界規模の災害を観測した生徒たちの驚きの声が、1月20日(木)付静岡新聞夕刊に大きく報じられ、民放TV番組でも取り上げられた。(写真上=地学部の活躍を報じる静岡新聞を読む市民)
地学部は、地震気象班やスプライト(発光現象)班などのグループに分かれ、地道な調査・研究を継続しており、2020年7月に関東上空で観測された火球と千葉県習志野市で見付かった隕石の関連を裏付けることになった火球の軌道計算と落下位置の推測に貢献している。