応援推進実行委員長 中村匠吾さんにインタビュー
Q 今年の応援にかける抱負・意気込みを教えてください。
やっとコロナが明けたので、コロナ前に負けないくらいの応援をしたいと思っています。応援の力で選手の背中を押すことはもちろん、応援している側も盛り上がって選手と一緒に熱くなるような雰囲気づくりに苦心しています。そのためにメンバー一同、週2回の朝練に一生懸命に取り組んでいます。団長は全体を引き締めるために叱責することが多かったと思いますが、みんなで盛り上がる雰囲気づくりを大切にしようとするとその兼ね合いが難しいです。
Q 得意な演舞(演目)を教えてください。
なんと言っても「ビバ磐南」です。「ビバ磐南」をやると、チャンスの時だけでなく、どんなに苦しい場面でも、力が湧いてきます。
Q 同窓会OB・OGへのメッセージをどうぞ。
これまでの厳しい応援練習の伝統を崩してしまっているようで申し訳ない気持ちもありますが、応援する生徒自身も盛り上がる新しい応援スタイルを見て、一緒に盛り上がっていただきたいです。
応援推進実行委員(1年代表、2年代表)にインタビュー
Q 委員になった理由を教えてください。
(2年 齋藤さん) 中学時代も応援団をやっていて、団長になりたい気持ちがあったのにならなかった。 今度こそはという気持ちで応援推進実行委員になりました。
(1年 金原さん) クラスで委員会決めをした時に、応援推進実行委員に誰も手が上がらず、それなら「自分がやるしかない」と手を挙げました。
Q 今、頑張っていること、苦労していること(悩んでいること)を教えてください。
(2年 齋藤さん) 女子の応援推進実行委員は私たちの時から正式に始まり、現在2年生が3人、1年生が3人います。「女子だって、できるぞ」ということを認めてもらえるように頑張っています。浜松からの自転車通学なので、朝練の日はとてもきついですが、頑張ります。
(1年 金原さん) 練習に全力をつぎ込むように頑張っています。中学時代の恩師がいつも「どうせやるなら、100%出し切らなきゃ損」と檄を飛ばしてくださいました。 1年生は毎週木曜の昼にクラスごと応援練習があり、それをどうやってリードしようかと悩んでいたのですが、みんながとても協力的なので、救われました。
Q 応援推進実行委員のOB・OGに聞いてみたいことを教えてください。
(2年 齋藤さん) 応援推進実行委員として心がけるべきことを教えていただきたいです。
(1年 金原さん) 応援をみんなに教える時、どうやって教えるのがよいか、アドバイスをお願いします。 卒業後に、応援団をやっていてよかったこと、役に立ったことを教えてください。
取材を終えて
私たちの時代(昭和50年頃)のとにかく怖い応援練習とは全く違い、驚きました。でも、中村団長さんの話を聞いて、本当に生徒みんなで創り上げる応援というものを目指している信念を感じて、感心しました。また、1・2年生の代表生徒さんも、私の質問に対して、二人とも応援団らしくハキハキと答えてくれ、清々しいインタビューとなりました。ますますのご活躍をお祈りします。
(高校29回 廣田 茂)