令和6年7月31日から8月5日まで、岐阜県内で各地で開催された第48回全国高等学校総合文化祭において、母校のビジュアル部・美術部・競技かるた部・地学部の生徒たちが輝かしい成績を収めました。また、福岡市で開催された全国高等学校将棋竜王戦に出場した将棋部の久野杏太さん(2年)も健闘しました。

写真部門 福井 南月さん(3年)文部科学大臣賞受賞

ビジュアル部の福井 南月さん(3年)の作品「青い夏」は最高賞である「文部科学大臣賞」を受賞しました。顧問は、福井さんを「カメラで表現できることを日々模索し、新しいことにも積極的に挑戦している。細部にまでこだわりをもって作品作りができている」と高く評価しています。また、彼女は優しい先輩として、後輩へも指導しているそうです。どこに行くにもカメラを持っていくほど、カメラが好きな福井さん、これからも新しい作品に挑戦してください。

作品「青い夏」

地学部 奨励賞受賞

地学部の三年生(沖陸正さん・川島瑛斗さん・西垣帆高さん)が「遠州灘鮫島海岸で見られるジルコンの様相による起源の推定」というテーマで研究発表し、全国4~8位に相当する奨励賞を受賞しました。

普段は双眼実体顕微鏡を用いて、採取した砂がどこから来たのか?という疑問を鉱物の種類やその割合、色に着目して研究しています。得られた分析結果からを基に新たに仮説を立ててさらに検証。これを繰り返し行うことで、地道ですが着実に前進しています。

大会では、その研究成果を堂々と発表し、審査員からの質問に対しても簡潔に受け答えすることができました。

美術・工芸部門 鈴木 夏望さん(3年) 参加

鈴木夏望さん(3年)の作品「飯テロ」は、県の高校総合文化祭で優秀作品として選ばれ、全国高校総合文化祭において展示されました。全国大会では、作品の順位付けが行われませんでした。顧問の先生は、鈴木さんについて「観察力と描写力に優れ、写実絵画を得意とする生徒です。アクリル絵具を駆使し、写真と見間違えるほどの絵画表現ができます。絵画的センスに優れ、今後の活躍を大いに期待しています」と高く評価しています。

作品名「飯テロ」

小倉百人一首部門 栗山華菜子さん(3年)静岡県チームの一員として参加 優良賞受賞

競技かるた部の栗山華菜子さん(3年)は、静岡県チームの一員として大会に参加し、優良賞(3位)を受賞しました。競技かるたが盛んな本県の高校生は、毎年、全国大会で活躍しています。

第37回全国高校将棋竜王戦出場 久野 杏太さん(2年)

8月20日21日に福岡市で開催された第37回全国高等学校将棋竜王戦(日本将棋連盟・読売新聞社主催)に、県大会で優勝した久野杏太さん(2年)が静岡県代表として出場しました。予選リーグで1勝2敗となり惜しくも敗退しました。大会には、日本将棋連盟会長の羽生善治九段も見えました。

中央が久野杏太さん、左は、羽生善治(日本将棋連盟会長)九段