百周年、さらにその先へつなげる思い
総会実行委員長 金山 真弘(高52回)
当番年次として総会を運営するにあたり、多大なるご支援を賜りました同窓会役員の皆様をはじめ、母校の先生方、諸先輩方に心より厚く御礼申し上げます。
私たちが実行委員会を立ち上げた昨年5月頃は、新型コロナウイルス感染症の流行による休校等が話題となった時期でした。その当時は、感染症の流行がここまで長引くとは全く考えておらず、年明けの同期生の同窓会、8月の磐田グランドホテルでの総会を例年通り開催する予定をしておりました。
しかしながら、感染症は日を追うごとに拡大を続け、計画の変更を余儀なくされることとなりました。予期せぬ事態の中、総会を中止するという案も出ましたが、簡単に諦めてしまうのではなく、何とかこの状況を打開しようと話し合いを重ね、最終的にオンライン開催という形を採用するに至りました。今回のテーマである『継ぐ伝統、つなげる未来』はこの時の、「コロナ禍という異例の状況の中でも、先輩方が培ってきた伝統をしっかりと引継ぎ、これから先の世代へも繋いでいきたい」という思いを表しています。
今回は、コロナ禍ということで準備活動での集まりも制限する必要があり、また初の試みであり前例が通用しない等、試行錯誤の連続でした。しかし、総会終了時はぐま会館に成功を喜ぶ拍手が鳴り響いたときの達成感は忘れません。
また、仕事や家庭が大変忙しい中、一丸となって準備を行ってくれた同期生が居てくれたことは、本当に嬉しく感謝の気持ちしかありません。卒業後22年振りに集まった同期生で活動したこの経験は、きっと良い思い出になるでしょう。
来年、いよいよ見中・磐田南高校は創立100周年を迎えます。コロナ禍が過ぎ去り、また皆さんと一同に会し、記念すべき時を祝えることを楽しみにしております。