第74回のご報告

感謝
2000年、ミレニアム。思えば本当に節目の年に、私たちは母校の同窓会の当番年次に当たりました。
永遠なる時の流れの中に、私たちは生き、そして死を迎える。人間とは実に有限な存在です。
人生の終焉を迎える時人は何を思うのでしょう。
成功や失敗、楽しかった事、辛かった事等が走馬灯のように思い出されるかもしれません。
そしてそれらのほとんどが、人とのかかわりの中での出来事であることにも気づかされるのではないでしょうか。
自分だけで頑張ってきたつもりだったが、実は多くの人に支えられていたからこそ生きてこられたという事実を、誰もが認めざるを得ないでしょう。

感謝。
誰でも知っている言葉。日々の生活の中で何気なく使っている言葉。
でも本当に実践しようとすると、とても難しいものですね。
私たち31回生は、この平凡にして非凡な言葉を74回同窓会のコンセプトに決定しました。
同窓会を通して、先輩、後輩、そして同級生に対する感謝の気持ち、母校に対する感謝の気持ち、今日まで生きてこられた自分に対する感謝の気持ちを多くの方が実感できたとしたら、こんなすばらしいことはありません。
時をこえて磐南浪漫。
ポスターのタイトルに使ったこの言葉は、1年に1度、現在から時間を超えて出会う同窓生への浪漫です。
是非たくさんの方にご出席いただき、本当に楽しい数時間を過ごしていただければ幸いに存じます。