母校の校章の図案の元となったエンシュウハグマ(キク科の多年草)は、遠州地方と愛知県東部(三河地方)に自生する山野草で、9月~10月にかけて開花します。

今年も、遠州地方の山林で見ることができました。茎が20~30㎝ほど真っ直ぐ伸びて、淡いピンク色の花を咲かせます。葉は掌状に広がっています。

1948(昭和23)年、黒沢先生(生物担当)が、このエンシュウハグマの葉を校章とすることを提案、河口先生(美術担当)が図案化し校章が創られました。

母校が遠州を中心に地道に力強く発展するようにとの願いが込められています。

                        (写真は10月25日撮影)

山林にひっそりと咲くエンシュウハグマ
小さく綺麗な花
校章に図案化した葉