このほど、学校創立100周年記念ポスターが完成しました。
デザイン教育を専門とする、高29回卒業生の伊藤文彦(静岡大学教育学部教授)さんに制作を依頼しました。
母校は、1922(大正11)年に創立されました。開校当初に撮影された一枚の写真を素材としてポスターをデザインされた伊藤さんは、「創立当時の校門に立つ尾崎楠馬校長・小田原勇教頭らの写真から、新しい中学校を創るという「気概」が感じられ、背後の校舎には現在の建築にはない「風格や優美さ」を感じることができる」といいます。そして、この写真は、「見中・磐田南高校の誇りが凝縮したような一枚」であるといいます。
伊藤さんは、古いセピア色の写真を用いながら、一方で、創立100年目であることを「未来」感覚あふれる記号を用いて朱色で表現し、学校の略称・愛称「BANNAN」をゴールドで古い校舎に重ね合わせるなどして、全体として「伝統と現代が調和するイメージ」や「創立記念としての祝祭イメージ」を表現するよう工夫されました。
素晴らしいポスターを制作していただいた伊藤文彦さんに心より感謝しております。