卒業後70年 高4回の皆さんに金メダル授与

第95回総会(8月15日:リモート形式)において、高4回の皆さんに金メダルが授与されました。新井清作さんに喜びの声を伺いました。

 この度は、卒業70周年の金賞を頂きありがとうございます。今日は、高4回卒業生のうち33人が受賞いたしました。残念ながらこの日を待てなくて逝ってしまった仲間たち、事情があって欠席した者のことを思うと複雑な心境であります。高4回生の仲間には、昭和21年4月に県立見付中学校に入学した者(男子)と、その後の転入学者がいました。

 戦後、学制制度の改革があり、昭和24年に磐田南高等学校となりました。その年には男女共学が実施され、見付高女(現磐田北高)から数十名(一学級分)の女の編入と新制中学からの入学(男女併せて一学級分)があり磐田南高等学校第一学年は330名余りの男女共学第一期生となりました。

 あれから70年磐南4回卒業生は、それぞれに楽しい明るい人生を送ってまいりました。私たちは今年度中には、全員が88才の米寿を迎えます。昭和の前半は、「人生わずか50年」と言われた時代でした。次の挑戦は100才の険しい坂道を登り切る平均寿命だけでなく、自立した生活ができる健康寿命を目標としなくてはなりません。

 今回の受賞は、新型コロナウイルスの感染者が急増した状況の中において70周年記念と米寿の二重の喜びの年に祝って頂きありがとうございました。また関係各位の母校に対する熱い思いと行動に心から感謝と敬意を申し上げお礼の挨拶といたします。

(写真上 新井清作さん(左) 同総会長)