卒業70年を祝い金メダル授与 高3回生へ

第95回総会(8月15日:リモート形式)において、昨年度、コロナ感染拡大により総会が中止となり、授与できなかった高3回生の皆さんに金メダルが授与されました。評議員の石井進さんから喜びの声を伺いました。

 私達の入学は太平洋戦さなか、激しく空襲が続く昭和20年4月見附中校に入学、8月終戦、戦中・戦後の混乱の中、総てが新しい日本への変動期でした。男子校として最後の年次です。

 卒業時、236名が現在、存命3割弱となりました。本日、26名、が金賞を戴きます。一同に代わり御礼申し上げます。

 同期生の中で代表的活躍者は、行政関係で大蔵省主税局長、国税庁長官、日本たばこ産業社長・会長(水野 勝君)、教育関係では駒澤大学29代総長(田中 良昭君)、芸能関係で放送音楽プロデューサーとして作曲、編曲・指揮・シンセサイザー奏者(東海林 修君)、海外転出組では 2人がブラジルで成功 静岡県人会会長、同事務局長として活躍(大橋健三君、鈴木幸男君)がいますが、その他、この地元の各界で多くの同期生が活躍して居ります。

 これも、見中・南校時代の『文武両道』、『質実剛健』の教育・指導を戴いたおかげです。

 本年、オリンピックの年に当たり、先輩達が見中時代に三人のオリンピック選手を輩出した事を誇りに思い、各分野で若い人達の益々の活躍を期待して居ります。

(写真上:左から 杉本哲郎さん・石井進さん・同総会長)