「もう一度ギターを弾こう」

はぐま祭に旧柔剣道場でフォークソングのライブをやらせてもらった。昭和49年、高校3年生のこと。

それきりギターを弾く機会も次第に薄れ、いつしかギターも手元に無くなってしまっていた。が、50歳になる頃、その時の仲間がもう一度ギターを弾こうと言う。私は透析を宣告されていただけに、このタイミングの同級生の誘いはありがたかった。

さっそく同級生３人で練習を始めた。これが楽しい。腕前はともかく、ユニット名を「みなみ～ず」として、浜松のライブハウスに出入りしたりするようになった。そのうち磐田でやりたいねと、会場やPA機材を調達し、稚拙ながらも磐田でライブを始めた。

ありがたき”同級生”

今はコロナ禍で活動もままならないが、月に一度程度の小ライブを開催し、年に一度は「磐田フォーク音楽祭」と称して40組くらいのアマチュアフォークバンドを集めて「ゆやホール」でライブを開催している。

卒業から50年近くになるというのに、はぐま祭の舞台のままの同級生と18歳の頃のように目を輝かせ心を踊らせて歌を歌っている。ただ３人とも年相応には体の不調も抱え、この先果たして何年続けられるのか疑問ではあるものの、そこは50年のつきあい、お互いに励まし合って…力を合わせて…出来うる限り…

ありがたきかな同級生だ。

ブログ：こやまんの「透析なんて苦にしない」

 ブログ　こやまんの「透析なんて苦にしない」を立ち上げています。２００８年、５０歳を過ぎて透析生活者となりました。透析になる前のジタバタした苦悩や、その後の透析を苦にしない（時々苦になりますが・・）暮らしや体験を綴った透析ブログです。心臓バイパス手術があったり、チベット体操でダイエットしたり、フォークソング・ライブしたり、トレッキングしたり、そんな内容です。よろしかったら、お立ち寄りください。
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