コントラバスとエレクトロニクス部門         日本人としての初の受賞

この度、ISB(国際コントラバス奏者協会)主催のコントラバスのための作曲コンクールが開催され、コントラバスとエレクトロニクス部門で、山本昌史さん(高53回)が「グランプリ」を受賞しました。同部門でのグランプリ受賞は、日本人として初めてのことです。(ISBホームページにて発表  https://www.isbworldoffice.com/composition.asp)

ISB (International Society of Bassists) は、1967年に創立された、アメリカを本拠地とする、世界40カ国以上に約3,000人の会員を擁する組織で、2年に1度、国際大会と演奏コンクール、作曲コンクール、製作者コンクールを開催しています。コントラバス関連では世界最大の組織です。

受賞作品は、来年6月、フロリダ州にて再演の予定

受賞作品『REAL TIME – The Elf in Big f -』は、2023年神奈川県立音楽堂主催「紅葉坂プロジェクトvol.2」が初演で、「マルチメディアの鬼才ピエール・ジョドロフスキ、シモン・ステン=アナーセン両氏の傑作にも引けを取らない作品」と高い評価をされました。2025年6月にフロリダ州タラハシーで行われるISBコンベンション2025にて、再演される予定です。

12月5日 東京オペラシティリサイタルホールにてコンサート ”無伴奏コントラバスの小宇宙” 

来たる12月5日には、東京オペラシティリサイタルホールにて、日本現代音楽協会主催ペガサス・コンサートvol.Ⅵ、山本昌史『無伴奏コントラバスの小宇宙』が催されます。全編コントラバスのための現代作品で、コントラバスの特色を生かした名作の数々を楽しむことができます。遠方の方には、配信もあるとのことです。

Screenshot
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コンサートの特設サイトは、次のとおりです。

チケットは座席券3000円、インターネット配信は1500円で、上記特設ページに、チケット販売サイトへのリンクがございます。

是非、この機会に、独奏楽器としてのコントラバスの魅力に触れてみてはいかがでしょうか。 

■問合せ■ 山本昌史さん(070-8426-3107)contrabass.solo@gmail.com