
10月11日、磐田市中央図書館で開催された、市民平和展において、3名の生徒が8月の広島での活動を報告しました。

8月5日から6日にかけて、磐田市長、磐田市議長他、市民の方々の御支援をいただき、磐田南高校定時制生徒会役員の笠井優太君(4年)、杉江菜那さん(2年)、安宅清和君(2年)の3名の生徒が、広島で行われた2026原水爆禁止広島世界大会に参加してきました。地歴公民の授業で、4年前から原水爆被害者の会西遠支部長 磯部典子さんの平和講座を開催しており、その御縁で昨年度から実現しています。

笠井君は、これまでの平和に関する学習から学んだことを自分自身の人生に絡め、命の大切さや人権を守ることの重要性を、10月4日、静岡市アイセル21で開かれた静岡県定通制高校生徒体験発表大会で発表し、最優秀賞を受賞し、11月15日に東京の六本木ヒルズで開催される全国大会に出場することとなりました。

笠井君は、昨年12月、ワークピア磐田で開催された戦後80年磐田市平和イベントでも、磐田南高校定時制の平和学習について発表し、高く評価されていました。また、生徒会副会長として、今年7月には、元NHKアナウンサー 杉浦圭子さんの平和講演会の実現にも尽力しました。この思いを下級生に伝えたいと、昨年度に続き、今年は杉江さん、安宅君と一緒に広島に研修に出かけました。



はだしのゲン作者由来の「本川小学校」では、被爆当時の学校の校舎の壁などを見学。磐田見付中の校名も刻まれている学徒動員の碑、平和祈念資料館、原爆の子の像などを訪れ、平和の大切さを痛感しました。原爆の悲惨さを後世に伝えようと、平成19年より、被爆者の方々と共に、広島市立基町高校創造表現コースの生徒が描いてきた原爆絵画展では、その描かれた悲惨な光景に衝撃を受けました。

180人もの人が参加した高校生全国平和集会では、「原発の安全性とエネルギー問題について考えよう」をテーマとした分科会で、安宅君が全大会で報告を、笠井君が司会進行役を務めました。
参加した3人の感想
笠井君「今年で2度目となる広島への参加でしたが、昨年より広い視野でより深く学ぶことができた。広島に残されたすべてのものが人間味あふれるものばかりだからこそ、原爆の恐ろしさを感じることができました。平和で暮らしやすい世の中になるよう祈っています。」
安宅君「様々な資料や体験談に触れ、戦争は昔の出来事ではなく、今を生きる自分たちが考えていくべきことだと思いました。今回、広島に行き学んだことを忘れずに平和について考え続けていきたいです。」
杉江さん「広島に行って学ぶことは、今まで知らなかったこと、授業や教科書に載っていないものを知ることができ、とても価値あることだと感じました。広島には外国人の方々も多く参加しており、世界に平和の大切さを伝え続けるべきだと思いました。伝えることは生きている人にしかできません。だからこそ残された人が伝え続けていけるよう、私も自分から行動することを忘れずにいたいです。」