令和6年12月26日(木)磐田南高校の体育館において、2020年度卒業の高73回生が学生生活最後となる大学4年生の12月、様々な困難を乗り越えて、実施できなかったはぐま祭を「リベンジはぐま祭」として開催しました。実行委員会執行部の皆さんからメッセージをいただきました。

学生生活に区切り 社会へ踏み込む原点に
私たち2020年度卒業生は、新型コロナウイルスの影響により、普段の学生生活が大きく制限された世代でした。
その最たるものが「はぐま祭」であり、実施すらできないという結果に終わってしまいました。そんな私たちにとって、「リベンジはぐま祭」は、失われた青春への無念を晴らす場であり、同時に学生生活に区切りをつけ、社会へと踏み込んでいく原点にもなったと考えております。
魅力的なイベントに向けて試行錯誤
一方で、開催にこぎつけるまでには様々な苦労もありました。最も苦労した点は、参加者の組織化でした。例えば、実行委員を集めても、各地に点在するために、直接の打ち合わせは一部の委員だけでしか行うことができませんでした。その他の同期たちの動員においても、同期の間でリベンジはぐま祭へ向ける熱意に差があったため、同期たちにとっても魅力的なイベントになるように試行錯誤を重ねました。
ゼロからの創造 多くの方に協力を求める
しかしながら、開催後の今になって振り返ると、苦労した分、学べたことも多くあったと感じます。何よりも、ゼロからイベントを創り上げ、そのために多くの方々へ働きかけるという経験は、社会に出てからも滅多にできない貴重なものだったと思います。リベンジはぐま祭には、一般の方々だけでなく当時の先生方や在校生の方々、さらには草地磐田市長や花﨑校長先生にもご参加いただくことができました。

思い出のムービー上映 クラス展 ビンゴ大会で盛り上がる
午前中に学年同窓会を持ち、3年生時に担任を持たれていた先生方から一言ずつお言葉をいただきました。そして、いよいよリベンジはぐま祭の開幕です。実行委員が制作した思い出を振り返るムービーを上映し、たくさんの思い出を振り返ることができました。当日会場に来流ことができない人からもたくさんの写真や動画をいただき感謝しています。


クラス展である「オリジナルカードゲーム」「ポップコーン」「カラオケ採点アプリ」「最の強の紙飛行機を作ろう」「なんでも相談」「ペットボトルキャップゲーム」「マシュマロチャレンジ」もそれぞれ大盛況でした。ビンゴ大会には、会場にいるほとんど全員が参加してくださり、大いに盛り上がりました。一般公開終了後、会場を磐田FMステージに移動して後夜祭を開催し、野球応援などでもお馴染みの「ビバ磐南」などで大いに盛り上がりました。


同窓会・卒業生・企業等からの支援に心より感謝
ご来場いただいた方には改めて感謝申し上げます。主催者として至らない点は多くありましたが、2020年度卒業生を始めとして、磐田南高校同窓会などの各OB・OG会、また企業様からの寄付など、快く協力してくださった方々のおかげで成功にこぎつけることができました。大変ありがとうございました。
リベンジはぐま祭実行委員会執行部:兼子和花奈、松下小夏、柿澤礼人、神農旬 (2020年度卒業生)