
関東支部の総会・懇親会が11月8日(土)に開催されました。日本橋・高島屋のレストランに多くの同窓生が集まり、大盛況でした。担当年次の高48回生の趣向を凝らした演出で、充実した総会となりました。

挨拶する山内支部長
冒頭、山内英典支部長(高29回)が「停滞打破を目指して始まった新卒業生歓迎会は今年で21回目となった。昨年からはぐま祭に出展しており、中高生に関東をアピールしている」と説明しました。
同窓会本部の加藤光久会長(高27回)は「今年5月に新校舎建築工事がすべて完了した。尾崎楠馬初代校長が松下村塾の遺風を慕って開校した学校で、質実剛健の精神が脈々と続いている」と挨拶されました。磐南は公立校では異例の海外との交換留学を続けていますが、財源となっている尾崎教育振興基金の会計が物価高で厳しく、同窓会創立100周年の来年に募金を行うとして協力を呼び掛けました。花﨑武彦校長は「生徒にはIQよりEQ(心の知能指数)を高め社会に貢献しようと指導している。生徒は真面目で、部活も勉強も頑張っている」と話されました。
総会の議事である事業内容、決算・予算に関しては、津川典久事務局長(高28回)が「同窓会は偉大なるマンネリのよさはあるが、関東支部は少しずつ新しいものを加え活動している」と説明し、議案は承認されました。
松永さんによる講演「機長になるまで」

機長になるまで 同窓生の講演会を開催
懇親会は、最年長の久野武治さん(高14回)の乾杯で幕を開けました。担当年次の恩師である原謙一先生の挨拶のあと、磐南2年生で「観音様 染葉さんの祈り」で映画監督デューをした大沼愛佳さんのメッセージビデオが上映されました。
日本航空の松永崇義さん(高48回)による講演会も行われました。機長になるまでの厳しい訓練、ウクライナ紛争を受けた空路の変化、AIによる機長の代替の可能性について説明があり、質疑応答も盛り上がりました。
ご当地クイズを開催 正解者に地元の名産品

アトラクションとして「ご当地クイズ」を開催しました。落語家の三遊亭圓王師匠(高24回)の司会により放送作家、すずきBさん(高41回)作成のクイズを披露し、正解者には地元の名産品が贈られました。
卒業60年、50年のメダル贈呈
関東支部としては初めて、卒業60年、50年の記念のメダル贈呈がありました。高18回1人、高28回9人に、加藤同窓会長からメダルが授与されました。来年は高9回、高19回、高29回が対象です。お誘い合わせてご参加ください。

メダルが贈呈された10人
最後は恒例の校歌斉唱に続き、今年の担当年次の高48回から来年の担当年次の高49回への引き継ぎ式を行って、総会・懇親会は無事終了しました。
