蘇る三つの歌  世代を超えて繋がる素晴らしさ

ご縁があり、同窓会副会長として、ふたたび「磐南」の門をくぐることとなりました。3つの歌と共に高校時代の記憶がよみがえってきます。

「春がきたかよ 磐南のお庭によーー 桜 咲いた 咲いた ステテコ シャンシャン どんぶり鉢ゃ浮いた浮いた ステテコ シャンシャン」東門に向かう坂道にある桜並木を見ると、決まって脳裏に浮かぶのがこの「磐南哀歌」。何とも言えない調子のよさが心地よく、口ずさみながら登校したものです。

「ひとつとせ 人に知られし磐南の 質実剛健数え歌 そいつは豪気だね そいつは豪気だね(ソレ)」初夏の応援練習で声高らかに歌った「磐南数え歌」。選手を応援するために歌っていたのですが、同時に、応援する側(自分たち)へのエールにもなっていたように思います。

高校48回卒業生による寄贈  第一体育館にて

「霊峰富士に朝日照りそひ」で始まり「若き我等にみなぎる力」で結ぶ校歌。歌に込められた思いや願いを、その時々の自分たちが置かれた状況や心の成長に合わせて受け止め親しんできました。これからもずっと・・・。

2022年には、創立100周年を迎えます。「磐南」にゆかりのある方々が、記憶と記録を辿る作業を丁寧に進めていらっしゃることを知りました。世代を超えて繋がる素晴らしさを肌で感じ始めています。私も、同窓会だよりを通して、現在・過去そして未来の「磐南生」を繋いでいけたらと思います。