東京を中心にプロバレエダンサーとして活動
皆様こんにちは。磐田南高校卒業生の安西健塁です。まずはじめに、母校である磐田南校「同窓会だより」に掲載させて頂けること、再び母校の皆様と関わりを持てる機会を頂けたことに感謝申し上げます。
私は現在東京を中心にプロのバレエダンサーとして活動を続ける傍ら、自身で創設した静岡県遠州地方のためのバレエプロジェクト”Dance of Blue Project”の代表として、静岡県の未来のダンサーを目指す子供たちに一流のプロダンサーと共演する機会や、ワークショップなど指導の提供をする事業を行っております。
大学進学をやめ、バレエダンサーの道へ
私は磐田南高校を卒業した後、プロのバレエダンサーになる、という進路を選びました。大学受験がきっかけで上京した際、世界的バレエダンサーであった熊川哲也氏から、自身が主催するバレエ団への推薦を頂いたためです。その後単身渡米し、アメリカにて首席ダンサー(プリンシパル)として活動してきました。
高校在学中は皆様と同じく1日何時間も勉強し、またバレエの研磨と両立をしつつ大学進学を目指していました。
新しいことを学び人生に還元
母校で培った「学ぶ楽しさ」
大学進学をやめ、バレエダンサーとして生きていく道を選択することは、当時18歳であった私にとって非常に大きな決断でしたが、今思えば自身がプロデュースする公演や事業に必要な「新しいことを学ぶ」ということを抵抗なく行え、自身の人生に還元していく作業は、本校に在学していた3年間に培われたスキルであったと考えております。
私は現在36歳(2023年7月現在)になり、プロのダンサーとしてのキャリアも終盤に差し掛かってまいりました。
今後の活動のビジョン・目標・夢を実現していくためにも、本校で培った「学ぶ楽しさ」を自身の強みとして活動を続けていけたらと考えております。
この度は貴重な機会を頂き、誠にありがとうございました。磐田南高校の更なる発展、そして卒業生の皆様の更なるご活躍を祈念しております。