~今年もはぐま旅行を楽しみに集まりました~

5月26日(日)~27日(月)と恒例の同窓会旅行が伊東温泉にて開催された。関東、地元はもとより、愛知、三重、京都、宮崎より総勢25名が駆け付けた。それぞれの車中で再会を喜び合い、現地到着まで喋り、笑いで、宿到着前に疲れ果てるほどであった。到着後は伊東の温泉街を散策幹事部屋で酒盛り、各地のお土産交換会等々、思い思い18時の宴会開始時間まで過ごした。

宴会場でお行儀良く記念撮影(伊東・暖香園)

気分は昭和の高校生―不適切発言などない?

さて宴会場では早速入口にて席決めのくじ引き。このくじ引きや席の番号カードなどは、年1度のこの会の為にと、全て幹事クラスの心のこもった手作りである。作品のあまりの可愛さに、孫への土産と持ち帰る人もいるほどである。この日は2021年に亡くなった友の命日にあたり、乾杯の前に黙禱をし、友を偲んだ。

その後は昭和の高校生に戻り、この仲間内だからの不適切発言も飛び出すが、そんなことはお構いなし。言葉の洪水に飲まれながら宴は盛大に盛り上がり、2次会へと突入したのだった。しかし古希を前にした年になり、酒量も落ちた。早寝早起きが身についてきた我らは、静岡県知事の選挙速報結果を尻目に、シンデレラのように0時前だからと、かぼちゃの馬車のお迎えもないので、各々千鳥となりながら部屋に引き上げて行った。

大室山、城ケ埼海岸散策=トレッキング?

翌日は時折雨が落ちてくる空模様となったが、朝食後に帰らなければならない仲間に見送られて、大室山、城ヶ崎海岸に向かった。晴れていればどちらも絶景が見渡せたであろうが、そんなことはお構いなしで、友たちと一緒にいられる時間を楽しんだ。昼食が済むと別れの時が近づいてくる。伊東駅で、『また来年!』と力強い握手をかわし、短い時間だったけれど同級生と一緒にいられた幸せを嚙みしめそれぞれの家路に就いた。

今回、自身の怪我、家庭の事情、地域の長についているため選挙関係、ボランティア活動等の事情で参加できなかった仲間は、迷惑になりそうなくらいのLINEでのやり取りで、楽しんでくれたと思っている。体の動けるうち、会えるうちに会っておこうと考え、高27回生は今年もまた群れる計画を立てるのだった。              

関東組 「また、来年!」

                            (高27回 小平文乃)