高校時代に学ぶ楽しさを感得 恩師に感謝
私は、卒業後、慶應義塾大学法学部法律学科に進学しました。そして、司法研修所修了後に静岡県弁護士会に登録して弁護士業務を行っております。大学の法学部で学び、3年、4年次の研究会にて民法、財産法の指導教授のもとでより深く法律を学んだことが弁護士を志す契機となりました。その礎石は高校時代に学燈の志、学ぶ楽しさを感得しえたことにあり、ご教示頂いた先生方には深く感謝をしています。
私の弁護士業務として法律相談、契約書等の作成、訴訟、調停等があり、民事事件、相続や離婚や後見事件等の家事事件、倒産事件、刑事事件等を取り扱っています。また、静岡県・磐田市等の専門委員、研修会の講師も行っています。
県弁護士会副会長に
さらに、弁護士の公益活動として、日本弁護士会連合会では高齢者障がい者権利支援センター委員、民事信託等の分野の信託センター委員に現在選任されており、静岡県弁護士会では平成29、30年度に消費者問題委員会委員長、令和元年度に静岡県弁護士会副会長、令和2年、3年度に民事信託プロジェクトチーム座長に選任されております。
私の業務において同窓ということで親切にして頂きお声をかけて頂くことが多くあります。また、私は遠州地域の権利擁護を目的にNPO活動も行っておりますところ、これも同窓の税理士、司法書士の方からお声をかけて頂いたことが契機です。このような人とのつながり、ご縁を与えてくださっている母校に心より感謝をしております。
安心して暮らすことのできる社会の実現を 権利の擁護の担い手として
社会情勢の変化に的確に対応しつつ安心して暮らすことができる社会の実現に寄与するために権利擁護の担い手である弁護士が果たすべき役割はさらに大きなものになっていくと思われます。私自身、これまで培ってきた知見、 経験を活かしつつ地域社会の進む先を見据え、地域の皆さまの期待に応えることができるよう、今後も私を育ててくださった地域社会に寄り添って弁護士業務に取り組んでいく所存です。